【三条まつり】新潟県三条市のイベントは親が必至形相で我が子を・・・
新潟県三条市で行われる三条まつりの体験談です。
毎年5月14~15日に行われます。
15日には、「舞込(まいこみ)」というイベントに参加できます。
三条市の子供を持つ親なら知らない人はいないイベントです。
子供の無病息災を祈る舞込
1~4歳くらいまでの子供と親がペアで参加するのですが、親が子供を肩車して、おみこしや太鼓のあとに続いて神社の周りを全力疾走で3周します。
最後は神社の中にみんななだれ込み、待ち構えている獅子舞に子供の頭を噛ませる(フリをする)と、子供が無事に成長できると言われているイベントです。
年齢は絶対に4歳までということはなく、親がしっかり肩車をすることができれば参加できます。体力に自信のある方なのか、たまに結構大きい子を肩車している姿も見られます。
私は子供のころも親になっても参加しました。
私は兄弟が多かったので、父親が3人の子供を交代しながら一人一周ずつ走ったそうです。小さい頃なので、記憶は曖昧ですが、とにかくすごい人ごみだった記憶はあります。
親になってからは、私は2人の子供がいますので、主人と私の二人で参加しました。
私は身長が高い方ではないので、周りの父親たちに囲まれながら、押されても必死に耐えて全力疾走です。
親子で大興奮!母親でも気軽に参加を!
もちろん子供は大泣きで、身をよじろうとするのを全力で押さえながら走ります。
子供を落とすことだけは絶対にできない、と私も必死です。
そんな姿でも必死に走る自分に、自分で笑えました。
参加している側も、見ている側も、そういうところがこのお祭りの醍醐味です。
昔は、参加する母親はほとんどいなかったようですが、最近は母親の参加も増えてきているので、私もなんの違和感もなく参加しました。
でも、子供の体重が軽い時期がリスクが少なくオススメです。
参加している子供はまだ幼いので、もちろんこのイベントの意味は全く分かりません。
それでいて、相当な人ごみの中で強制的に肩車をさせられて、全力疾走の揺れに耐えるのですから、どの子供も大泣きです。
そして、どの親ももみくちゃにされて必死に耐えて全力疾走でヘトヘトです。
でも、その人ごみの中での盛り上がりに気合が入りますし、テンションが上がって興奮していますし、やり切った感じが何とも言えない達成感です。
子供のためのお祭りでも、間違いなく楽しんでいるのは親かもしれませんね。
大迫力の舞込は、見るだけでも楽しい!
そしてなんといっても、見ているだけでもすごい迫力が伝わってくるお祭りなのです。
親たちが走る道にはロープが張られて、そのギリギリ近くまで行って見ることができます。
なので、子供がいない方や、子供が大きくなった方も、このイベントを見るためにお祭りに来る方がとても多いです。
私も子供はもう大きくなって参加することはありませんが、毎年見に行っています。
太鼓の音と神輿を担いでいる人の怒声と子供の泣き声と親たちの気合の入った声と…目の前を通り過ぎる迫力に、参加していなくてもテンションが上がるほどの盛り上がりです。
最近は、伝統行事だとしても、危険と判断されるとそんな行事がなくなることも少なくありませんが、このお祭りは今まで事故もなく続いているので、このお祭りがなくならないといいなと思います。
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