心の準備なく始まった自宅介護生活は予想以上に大変なものでした。
毎日顔を合わせていると日々弱っている祖母に気付かないでいました。
食欲がなくなり、寝ている時間が増えるというより昼夜逆転の生活。
家族とは生活リズムが違う為、食事をきちんとしていなかったようで起き上がる事ができないくらい衰弱していました。
慣れない介護で疲労とストレスが・・・
地域包括の方に相談して介護認定をもらうまで気づかないほど祖母の認知はすすみ普通に生活できない状態でした。
急だったので、施設入所は考えずに日中はデイサービスをフル活用しました。
昼夜逆転の為、寝かしつけから夜間のトイレに食事の準備と慣れない事だらけでした。
家族みんなで役割分担したのですが毎日いつ動き出すかわからない不安から疲労とストレスとなっていました。
そこで、小規模多機能を利用してお泊りの日を週2設けてました。
申し訳なかったけれど、祖母のいない日はなんとなく時間もゆっくりしていて気晴らしにもなりました。
ストレスは、介護される側にも・・・
ただあまり施設任せにしていると、拒否が出始めました。
トイレも食事も自分の思い通りにならない事に祖母もストレスがあったようです。
トイレの声掛けもまったく聞かず寝ず。
リハビリパンツは尿でいっぱいになりズボンにベットにずぶ濡れの毎日でした。
一番厄介なのが、本人が気づかないという事です。
どんなに説明しても聞いてくれませんでした。
認知症により、性格も変わるので毎日人が違っていました。
穏やかな日もあれば攻撃的に文句ばかりの日。
デイサービスのおかげで、日中起きて外へ出かけていましたが素人では起こす事も着替えさせる事も全てにおいて一苦労でした。
入院を機に、自宅介護の環境を整えて・・・
座りっぱなしだった為圧迫骨折になっていたようで、少し触るだけで痛いとびくともする事ができませんでした。
救急車を呼び入院、リハビリ。
しばらく平穏な日々が戻ったのですが、その間にトイレのリフォームをしました。
家の中でも車いすの生活になる為、スロープを付けたりベットを介護用に変えたりと戻ってきてからの介護生活に備えました。
自宅介護は自己満足・・・?家族が抱えるそれぞれの心労
自宅介護に戻ってからは祖母も随分諦めた様子で寝る前のトイレ、いつまでも起きておく為、決まった時間にベットに入って電気を消すと習慣づけました。
お風呂は大変でした。デイサービスで入っていたのですが、排便で汚れてしまったりした時はどうしようもなかったのでお風呂へ連れて行き脱がせるは着せるはと悪戦苦闘でした。
嫁である母ではトイレもお風呂も快く快諾しなかったのでほとんど孫の私の仕事でした。
息子の父は祖母の変わり果てた姿を見るのが嫌なのか、何もしていないのにイライラしていました。
手がかかる事に祖母が落ち込みがちになったので、お互いが気を遣って生活する事にも疑問を抱くようにもなりました。
良かれと思ってしていても、負担をかけたくないと拒否されて悪循環。自宅介護は自分たちの自己満足なのかと介護しながら落ち込む事もありました。
体重が増えて動かすのも難しくなり、認知がすすんだ事もありタイミングを見計らって今は有料老人ホームへ入所しています。本人は病院でのリハビリと思い毎日過ごしています。
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