【娘に助けられた命】出産後の目の違和感の原因を検査してみたらまさかの・・・・
妊娠36週6日の夜、陣痛が来てしまい、慌てて準備をして産院に夫の運転する車で向かいました。
もともと、帝王切開で37週2日に出産する予定だったので、心づもりはあったのですが、急な事でびっくりしてしまいました。
産院について、点滴で一時的に陣痛を止め、翌日のお昼過ぎに緊急帝王切開をすることになりました。37週0日で出産しました。
出産後に目が回る・・・その原因は?
娘は最初は産声を上げたのですが、その後急変してしまい、救急車で大学病院に運ばれてしまいました。
残された私は後陣痛と右目の違和感に悩まされ、寂しさを感じることも出来ずに夜を過ごしました。
翌日、目を覚ましてみると、やはり右目に違和感がありました。グルグルと目が回る感じで、よく物が見えません。
なので、右目を隠して左目で物を見ていました。あまりにもおかしいので、助産師さんに相談したところ、お医者さんにも相談してくれました。
しかし、出産キッカケで目が見にくくなることは聞いたことがないとの答えでした。
その後、私は無事に退院しましたが、娘はまだ入院していました。
なので、目の違和感をどうにかしたいと思い、まずは眼科に行きました。
そこでは異常が見られず、もしかしたら、脳かもしれないと言われ、脳外科の紹介状を書いてもらいました。
診断は・・・まさかの脳腫瘍
そのまま、脳外科へ行き、MRI検査を受けました。結果、脳腫瘍が見つかりました。
すぐに手術をした方がいいですよ。と、言われ、実家近くの大学病院宛ての紹介状を書いてもらいました。
翌日、両親に付き添ってもらい、大学病院を受診しました。
そこでは、造影剤を入れたMRI検査を受けました。
結果は鞍結節部髄膜腫という、脳腫瘍でした。
このまま放置すると、失明をし、いずれは脳が圧迫して死に直結すると言われてしまい、すぐに手術を決意しました。
それから4日後、娘は無事に退院し、実家で2日間一緒に過ごしました。
術後回復の早い、経鼻内視鏡手術を選択
その後、すぐに入院し、手術を受けました。
手術方法は、経鼻内視鏡手術です。
脳腫瘍は開頭手術が普通ですが、鞍結節部は視神経の所にあり、鼻からのアプローチが可能で、低浸潤のため、術後の回復が早い手術です。
私は帝王切開手術からわずか2週間での手術で、すぐに娘のお世話をしないといけないため、より回復が早いことを望んだので、経鼻内視鏡で手術ができる医師に出会えたのは、かなりラッキーなことでした。
家族のために闘った、術後のつらい入院生活
手術は10時間以上かかりましたが、無事に終わり、全摘出することができました。
手術後、5日間はベット上絶対安静で、ベットを15度までしか上げることが出来ませんでした。
これは、脳の髄液が鼻から流れないためです。
もし、髄液が出てしまうと、再手術になってしまうため、食事も排泄もすべてをベットの上でおこないました。
それは、本当に辛く、長い5日間でした。唯一の救いは、父が毎日届けてくれる娘の写真でした。
それから、手術後11日で無事に退院することができました。
娘がもし大学病院に救急搬送されていなかったら、私は目の違和感を抱えながら、育児をしていたかもしれません。
そして、そのうち気づかずに失明し、倒れていたかもしれません。
結果としては、娘が救急搬送されたから、病院に行き、見つかった脳腫瘍なので、娘に命を助けられたと思っています。
スポンサードリンク
こちらの記事も一緒に読まれています
関連記事
-
介護福祉士に一発合格した私の勉強方法がこちら!
受験を決めてから本格的に勉強を初めたのは、受験まで約3カ月ほどでした。 実務経験3年以上を経験して
-
【愕然】無資格で飛び込んだ介護の世界でお荷物になった私が選んだ道
介護職はデイサービス、デイケア、施設系、有料老人ホーム、グループホームといくつかの種類に分かれていま
-
気持ちが大事!ケアマネージャーの資格取得のために私がやってきたこと
介護士の仕事は、毎日が色々な仕事で溢れています。 利用者(入居者)の介護、家族への対応、環境整備や
-
【やりがい】介護士の仕事について現役ワーカーが語ってみた。
私は高校卒業して祖父の死をきっかけに介護士の道へ進みました。 最初は資格を持っていなくても介護
-
【出会いと別れ】私がなぜ認知症介護の仕事を続けているのか?
介護職に着いて6年経ちます。 資格取得は学校の制度もあり卒業と同時に取得しました。 登録料がかか
-
【子供の二段ベッドから落下】うっかりママの足の小指骨折の治療顛末記
クリスマスイブに、子供の二段ベッドのはしごから落ち、右足の小指を骨折しました。落ちたと言っても、1段
-
【余命一ヶ月】肝硬変からの肝臓がん!夫の在宅介護をした私が感じたこと
私は肝硬変から肝臓ガンになり、そのガンが肝臓を破り、もう病院では何も出来ないと言われた夫の在宅介護を
-
介護の仕事がどんなに大変でも私が続けている理由
私は現在、介護福祉士として働いています。 中学生くらいの時から人の役に立つ仕事をしたいと思っており
-
苦痛しかないPMSの症状!治療でピルを飲み続けた結果・・・
私が、20代前半のころに経験した、「月経前症候群(PMS)」という病気の体験談です。 当時私は、フ
-
足首の捻挫で腫れが引かない!3日後に試合を控えた私がとった行動は・・・
私は今大学4年生の女性です。 高校2年生の時、体育の授業でハードルを行っていたのですが着地を誤り右