介護士の資格の取り方は?30過ぎて学校に通って取得した体験談
今は無資格で働けるところも多いですが、資格があった方がいいに越したことないと思うんです。例えば、役割や仕事内容が大きく変わりますし、資格手当なども違ってきます。
取り方ですが、中には施設で半額~全額負担して資格を取得できるところもあるようですが、色々な制限がどうしてもつきまとってしまうようなことを耳にしたので、私は自分で近くの学校を探して資格を取得しました。
資格取得への通学例。その費用や期間は?
まず、私が行ったときは週に2回(月木)と毎週土曜日だけの2パターンありました。
週2だと3カ月くらいで、週1だと半年くらいで資格を取得できるようになっていました。
費用は割引などを利用して、13万円程でした。
分納も可能ですが、月々に支払うわけではなく1週間~2週間に1度半分ずつ支払う感じだったのでほぼ一括払いと変わらないように思いました。
また、母子家庭の人の場合は助成金なども支給されるので問い合せてみるのもいいと思います。
私はそれで、手続きをして4万円ほど戻って来ました。
学校の方でも最初に話してくれる方もいますし、まったく説明してくれない方もいると思うので自分で該当するかも?と思ったら、積極的に聞いてみてください。
通学時間や授業の様子は?
時間は9時~16時ととてもハードなものでした。
30過ぎてからの資格取得だったので、学校なんて感覚は忘れていたのでとても苦痛でした。
授業中、じっと話を聞いて教科書を見ているのがとても退屈でした。
その代わり、実習や実技はものすごく楽しくて時間を忘れる程でした。
二人一組で行うことが多かったので、同じクラスメイト同士結構仲良くなることも多いですし、女性が多いのと意外と年配の方もいて和気あいあいとできました。
レポートを出すのも、私は子どももいたので寝てからの作業は仕事しながらでとてもキツかったです。
授業と現場はこんなところが違う・・・意識して実習を受けてみて!
一番感覚がわからなかったのは、ご飯を食べさせてあげるときです。
結局は、どんなに実技をしようとペアを組んでるのは同じ生徒で言わば『健全者』なわけです。
自分の体重も支えてくれますし、少しくらいズレてご飯を口に入れても、入れすぎても普通に食べてくれます。
オムツ交換の練習でも、体が動く者同士なので本当の大変さはわかりませんでした。
患側に立って支えて歩くのも、結局は健全な者同士なので支えるフリだけで実際は支えませんでした。
髪を洗うのも、ちゃんと自分で持ち上げてくれる人相手なので違う感覚と言うか、悪く言えばものすごく楽に感じました。
なので、現場にいざ出たときにとても大変な思いをしてパニクりました。
思っていたより、足が悪かったり半身麻痺のお年寄りを支えるのは重く、重労働でした。
本当に体が不自由なので、私が支えなければ倒れてケガをさせてしまうというプレッシャーが常につきまとうお仕事だと思います。
プレッシャーがないのもよくないですが、あまりプレッシャーがあり過ぎてもよくないです。
資格をとるのは、目標であってもゴールではありません。そこからまだまだ道のりは長く続くのです。
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