【迷い】子宮内膜症の治療は副作用がつらい?薬の効果はある?
生理痛が酷くて、一度なるとおちおち普通の生活も満足に営めなくなり、これはおかしいと病院にかかったところ、右卵巣の子宮内膜症だとわかりました。
正常な左の卵巣の2倍程度にも膨れ上がった子宮内膜症。
完治は難しいかもしれないけれど、まだ若いし(当時20代後半)抑えておくことは出来るという事で、低容量ピルの服用を開始しました。
低容量ピルの服用。その金額や効果は?
28日用で、1シート3200円位だったと思います。
一度に3ヶ月分まで処方して貰えるので、私の場合は3ヶ月に一回の受診で一回の薬代が1万円弱といった感じでした。
使い始めはお腹が張るような感じもありましたが、それもほんの数回でした。
ピルは、身体に擬似妊娠のような効果をもたらすもので、1シートを終えると生理が来るというサイクルです。
子宮筋腫を患い、治療法を変えることに
その後は5~6年服用したでしょうか。
確かに、良くなる事はなかったのですが、悪くなる事もなかった為、本当に抑えているという状況でした。
しかし35歳前後になって、子宮内膜症とほ別に子宮筋腫も患ってしまいました。
ピルは、内膜症を抑えるのには有効らしいのですが、筋腫には効き目がないという事で治療法を変える事にしました。
迷った末、薬治療を選択して。・・・金額や副作用は?
次に行ったのがヒュープリンという注射です。
これは、ピルとは反対で擬似閉経する薬なので、最大で6回までしか使えないと説明されました。
擬似閉経という事は、つまりホルモンバランス的に更年期障害のような症状が出ること。
また、不正出血が起きやすいという副作用があるとの事なので、正直酷く迷いました。
しかし、子宮は残して起きたかったので踏み切りました。
月に一回の注射なのですが、値段的には一本8000円位だったと思うので、中々痛い出費でした。
これは、やはり副作用が結構酷くて、出血も時々ありましたし、苛々や不安感があったり、急に汗をかいたと思ったら寒くなったりと、まさに更年期障害のような症状が出ました。
毎月医師と相談して、途中でやめるかどうかと話しましたが、何とか6回受け切りました。(これは体調などによって切り上げられるので、6回しなければいけない訳ではありません)
そしてその後は、間髪入れずにディナゲストという経口薬を飲み出しました。(これは現在も飲んでいます。)
こちらは、比較的副作用のない薬である事と、前段としてリュープリンを打っていた事で、不正出血もせずに済み比較的快適に使っています。(ただ、生理が全く来ないという身体の状況に違和感は覚えますが…)
これも1シート3500円程しますが、ピルと違うのは、休薬期間がなく飲み続けるという事と、ピルは1日一回でしたが、ディナゲストは1日2回朝晩に飲むという点です。
現在、子宮筋腫は大きいままなのですが、子宮内膜症の方は、お陰様で何処にあるかわからない位に、つまり元の子宮の大きさまで戻っているようで割と順調です。
スポンサードリンク
こちらの記事も一緒に読まれています
関連記事
-
-
【介護士は大変】その通りだけど、そのぶんやり甲斐のある仕事
みなさんの想像どおり忍耐と体力が必要な仕事で、介護士は大変な思いや苦しかったりしんどかったりする仕事
-
-
【徘徊】突然、認知症になった80代祖父の介護が大変すぎて・・・
80代だったうちの祖父はある日突然に、認知症を発症しました。 原因は転倒でした。 2月でした
-
-
【緊急入院】2歳の愛娘を襲った川崎病の症状と治療の体験談
今から2年前、当時2歳半の娘が川崎病を発症し入院しました。 川崎病は、原因不明の病で主に0歳か
-
-
【胸糞】祖母を自宅介護し、見送りました。無知を後悔しています。
幼稚園児の頃、母が子供3人を引き取って実家に帰り、祖父母と同居が始まりました。 調停をしたにも関わ
-
-
【出会いと別れ】私がなぜ認知症介護の仕事を続けているのか?
介護職に着いて6年経ちます。 資格取得は学校の制度もあり卒業と同時に取得しました。 登録料がかか
-
-
【疑問】歩けない祖母の介護をする母を見ていて思うこと・・・
私の母親が実の母親、私からすると祖母の介護をしています。 介護中と言っても、今は施設に預けてしまい
-
-
【愕然】無資格で飛び込んだ介護の世界でお荷物になった私が選んだ道
介護職はデイサービス、デイケア、施設系、有料老人ホーム、グループホームといくつかの種類に分かれていま
-
-
【悲惨】スノーボードでの事故による打ち身で陰部に激痛が走り・・・
私が体験したケガは、珍しいケースだとは思いますが、「外陰部血腫」と診断書には書かれていました。 外
-
-
「私は赤ちゃんじゃない」認知症の義母と一緒に暮らす苦労
私は88歳で認知症の義母と5年一緒に暮らしています。 他の家族は夫と私だけです。夫は離婚してから1
-
-
鬱病になり自傷行為を繰り返した私がいまあなたに伝えたいこと
鬱病は「心の風邪」という言葉があることを知っていますか? これは決してすぐ治るという意味ではあ