【87歳】パーキンソン病と認知症を併発してから介護は大変になっていきました
私は祖父と同居しています。
祖父は現在87歳なのですが、15年ほど前からパーキンソン病を患っており、ここ5年ほどで認知症の診断もついています。
主に介護は母と私とで行っています。
パーキンソン病と認知症を併発して・・・
もともとはパーキンソン病の症状のみで、初めは手が震えてご飯がうまく食べれない、箸でうまく掴めなくなってくる、趣味のギターが弾けない、などの障害がありました。
そのうち歩行がしにくくなってきました。歩幅が小さくなっていき、そのまま前に倒れこんで転倒する事も増えてきました。
そんなころに、物忘れや、指示が通りにくくこちらの意図を理解してもらえなかったりする事が増えてきました。
初めは薬の副作用かと思っていたのですが、残念ながら認知症の症状でした。
日中はデイケアを利用、休日と夜間は介護に
そして、他の家族が仕事で出払っている時に在宅で祖父だけで生活してもらう事に対して色々問題が起きてきました。
例えば鍵もかけずにどこかに出かけてしまうなどです。
パーキンソン病の症状で転んでしまいそのまま救急車で搬送された事もあります。
とても一人で置いておけないという事で、今はデイケアで日中のみ施設にお世話になってなんとか休日と夜間のみ介護をしています。
家では、ご飯もうまく食べれないので、食事介助をしています。
また、オムツをはいていても、脱いでしまうために失敗して漏らしてしまうことも多々あります。
その度に説明していても、認知症のためにこちらの話を理解して実行するということは祖父には難しいようです。
デイケアへ朝に行くときも、毎日のように拒否して動かない為、毎朝慌ただしくなってしまいます。
認知症を発症してから、本当に頑固になりました。
また、疑り深くもなったため、祖父は自分は何処かに置いて行かれると被害妄想が激しくなってきています。
私達も出来ることなら家で過ごしてもらいたいですが、現実的に難しいためにデイケアを頼っています。
認知症と他の病気が併発することで、介護側の負担は増えてしまう
このような生活なので、週末に出掛けることも減りました。
また祖父が食べやすい物を私達の食事とは別に作っているので手間も増えました。
祖父には長生きしてもらいたいので、今後も精一杯介護をするつもりではいますが、祖父もどんどん分からなくなっているようなので、見ていて辛い時もあります。
特養に入所する話も出ていますが、祖父は嫌がっているのでまだ今後の見通しは立っていませんし、特養の空きもないため順番待ちにまだ時間を要しそうです。
パーキンソン病のみならまだ介護する側も助かったのですが、認知症が発症したことで、色々困難な事が増えました。
現在はほぼ寝たきり状態のため、気が休まる瞬間もありますが、たまに凄く調子の良い時は未だに外に行こうとするので、心配は尽きません。
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