【娘に助けられた命】出産後の目の違和感の原因を検査してみたらまさかの・・・・
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最終更新日:2017/03/25
介護・医療
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妊娠36週6日の夜、陣痛が来てしまい、慌てて準備をして産院に夫の運転する車で向かいました。
もともと、帝王切開で37週2日に出産する予定だったので、心づもりはあったのですが、急な事でびっくりしてしまいました。
産院について、点滴で一時的に陣痛を止め、翌日のお昼過ぎに緊急帝王切開をすることになりました。37週0日で出産しました。
出産後に目が回る・・・その原因は?
娘は最初は産声を上げたのですが、その後急変してしまい、救急車で大学病院に運ばれてしまいました。
残された私は後陣痛と右目の違和感に悩まされ、寂しさを感じることも出来ずに夜を過ごしました。
翌日、目を覚ましてみると、やはり右目に違和感がありました。グルグルと目が回る感じで、よく物が見えません。
なので、右目を隠して左目で物を見ていました。あまりにもおかしいので、助産師さんに相談したところ、お医者さんにも相談してくれました。
しかし、出産キッカケで目が見にくくなることは聞いたことがないとの答えでした。
その後、私は無事に退院しましたが、娘はまだ入院していました。
なので、目の違和感をどうにかしたいと思い、まずは眼科に行きました。
そこでは異常が見られず、もしかしたら、脳かもしれないと言われ、脳外科の紹介状を書いてもらいました。
診断は・・・まさかの脳腫瘍
そのまま、脳外科へ行き、MRI検査を受けました。結果、脳腫瘍が見つかりました。
すぐに手術をした方がいいですよ。と、言われ、実家近くの大学病院宛ての紹介状を書いてもらいました。
翌日、両親に付き添ってもらい、大学病院を受診しました。
そこでは、造影剤を入れたMRI検査を受けました。
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結果は鞍結節部髄膜腫という、脳腫瘍でした。
このまま放置すると、失明をし、いずれは脳が圧迫して死に直結すると言われてしまい、すぐに手術を決意しました。
それから4日後、娘は無事に退院し、実家で2日間一緒に過ごしました。
術後回復の早い、経鼻内視鏡手術を選択
その後、すぐに入院し、手術を受けました。
手術方法は、経鼻内視鏡手術です。
脳腫瘍は開頭手術が普通ですが、鞍結節部は視神経の所にあり、鼻からのアプローチが可能で、低浸潤のため、術後の回復が早い手術です。
私は帝王切開手術からわずか2週間での手術で、すぐに娘のお世話をしないといけないため、より回復が早いことを望んだので、経鼻内視鏡で手術ができる医師に出会えたのは、かなりラッキーなことでした。
家族のために闘った、術後のつらい入院生活
手術は10時間以上かかりましたが、無事に終わり、全摘出することができました。
手術後、5日間はベット上絶対安静で、ベットを15度までしか上げることが出来ませんでした。
これは、脳の髄液が鼻から流れないためです。
もし、髄液が出てしまうと、再手術になってしまうため、食事も排泄もすべてをベットの上でおこないました。
それは、本当に辛く、長い5日間でした。唯一の救いは、父が毎日届けてくれる娘の写真でした。
それから、手術後11日で無事に退院することができました。
娘がもし大学病院に救急搬送されていなかったら、私は目の違和感を抱えながら、育児をしていたかもしれません。
そして、そのうち気づかずに失明し、倒れていたかもしれません。
結果としては、娘が救急搬送されたから、病院に行き、見つかった脳腫瘍なので、娘に命を助けられたと思っています。
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