チョコレート嚢胞がエコー検査で発覚!私の結婚・出産どうなっちゃうの?!
子宮内膜症になった時の話です。
10月頃、買い物をしていたら今までに感じた事のない「ズキッ」っとした痛みを下腹部に感じました。子宮か卵巣に何かが起きたんだろうなと思いました。
倒れ込むほどではなく、椅子でしばらく休んだら痛みが治まったので救急車は呼ばずに買い物を中断して家にかえりました。
そういえば、結婚の決まった友達が「ブライダルチェックをしたいけど、婦人科に行くのは気が思いなー」なんて言ってた事を思い出しました。
チョコレート嚢胞が発見されるまで
ブライダルチェックとは、結婚前に妊娠が可能な体かどうかを調べる婦人科健診です。
私も婦人科に1人で行くのは気が重かったので友達と一緒に予約をして婦人科に行きました。
婦人科では採血、尿、エコーの検査をしました。私は「エコーでいいんだ、良かった」と思いました。
しかし、エコーの検査は、子宮の中にエコーを入れるやり方でした。私はお腹の上からあてると勘違いしていました。
子宮にエコーを入れられたのは初めてです。内臓が圧迫されているような感じです。気分が悪くなりました。
結果はその日のうちに出ました。子宮内膜症のチョコレート嚢胞でした。生理の時に血が逆流して卵巣に溜まる病気です。
幸い手術しなくてもよかったです。
しかし、ギリギリセーフの大きさまで卵巣が腫れていました。
友達は何の異常もなく良かったですが、私は「この病気は妊娠がしにくくなる可能性があります」と言われショックを受けました。
振り返ってみると7月くらいから疲れやすく、立っていられない時がたまにありました。
夏バテかなと思ってましたが、子宮内膜症の前兆だったのかもしれません。
服薬治療のメリット・デメリット
それから治療を開始しました。
治療法は、鼻から液体を入れる薬を使用し子宮の様子をみるといったものでした。
この治療のメリットは薬が安価なこと。
この治療のデメリットは、鼻から液体の薬を入れてもしばらくすると鼻が垂れてしまうので、効果を感じにくい事。この薬はたくさん出せないのでしょっちゅう病院にもらいに行かないとダメな事。
注射による治療のメリット・デメリット
そこで医師に「病院に頻繁にこれないんです。」と相談したら別の治療法もあると教えてくれました。新しい治療法は、注射でした。
注射のメリットは月に一度だけ通院すれば良い事。
デメリットは値段が高い。筋肉注射なので痛い。副作用が強い。
副作用は、注射を打ってすぐに頭痛が起こる事です。
車で病院に行くと帰り道に一旦休憩しないと帰れないほどでした。
あとは、イライラが強くなる事です。
デメリットの方が多い治療でしたが、月に一度だけ病院に行けば良いのが何より嬉しく注射治療にかえました。
治癒に費用と時間はかかるけれど・・・
8ヶ月ほど通院してやっと治りました。
治療費は8万円くらいかかりました。
治った後は体調も良くなりました。
治療が終わった1年後くらいに結婚し、子供も授かりました。
時間もお金もかかりましたが、治しておいて良かったです。
子宮内膜症は治しても再発しやすいので、予防として子宮の血流がよくなる漢方をしばらく飲みました。
子供が生まれて体質も変わるらしく今のところは再発していません。
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