介護未経験・無資格のパートから出発してケアマネージャーになった話
私は職歴7年になる、ケアマネージャー資格を持つ介護士です。
私が介護職の道に入ったのは、恥ずかしながら前職の失業が原因です。
私はもともとある商社の事務員として勤務していたのですが、入社3年後にその会社が経営不振となり、整理解雇の対象になってしまったのです。
未経験・無資格で介護の世界へ
当然、大したキャリアも資格もなくクビになってしまったので、再就職活動は難航しました。
再就職活動中は様々な企業の事務職員の募集に10件ほど応募しましたが、いずれも採用に至ることはありませんでした。
そこで、言い方は悪いですが仕方なく常に人手不足で求人がある介護業界の道に入ったわけです。
当初は、無資格の介護補助員というパート職員で、時給980円という待遇でした。
初めての介護の仕事は何もかもが異質な世界に思えました。
介護職の仕事のキツさはある程度は想像していたものの、実際に入浴介助などの力仕事をやった日は全身が筋肉痛で痛みましたし、下の世話を初めてした時は、正直なところその臭いが家に帰っても取れないような気がして嫌になったものです。
しかし、それでも続けていくと施設の利用者さんともだんだん親しくなり、そのうち「いつもすいませんね」とか、「あんたに(介助を)やってもらわないとダメなの」というような声をかけていただくようになりました。
そのころから、「人の役に立てる」という介護職の魅力に気づいてくるようになり、そうしたこともモチベーションとなって何とかこれまでこの仕事を続けることができました。
介護福祉士、ケアマネージャーへのキャリアアップ
そうして介護職を続けて3年後、施設長から話がありました。
簡単にその話をまとめると、私が勤め始めて3年になり、「介護福祉士」資格の受験資格があること、介護福祉士資格を取得すれば正職員として雇用することを考えていること、の2点でした。
介護職は、当初は無資格でも実務経験が3年以上になれば介護福祉士資格受験資格が得られるのです。
この話を聞いた私は、所属長に試験に挑戦することを伝え、試験勉強を開始しました。
この甲斐あって、一度の受験で合格し、介護福祉士の資格を取得すると同時に正社員となることができました。
この時から、私は本格的に介護の専門家としての勉強をして、利用者の方の力になろうと思うようになりました。
続けてその2年後、今度は「ケアマネージャー」の資格取得を果たしました。
介護福祉士などの国家資格を持ち、さらに実務経験が5年以上となると介護福祉士の上位資格であるケアマネージャーの受験資格が得られるのです。
こうして、私は無資格・未経験のパート職員から、介護の専門家として正社員雇用されるに至ったのです。
もちろん日々の介護の仕事にはやりがいを感じており、今後も勉強を続けながら利用者さんに関わっていきたいと考えています。
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