忘年会の景品の勘定科目は何？ 福利厚生費？非課税？

段々と肌寒くなってきて季節がどんどん冬に近づいてきていますが、アッという間に2016年も残り2か月を切りました。
そこで今回は毎年年末に行われる忘年会の会費は会社の経費で落ちるのかそうでないのかについて考えていきたいと思います。

福利厚生費って何？

まず具体的に会社の経費は一体どういう項目があるのでしょうか？
経費の項目はざっと20種類ほどの項目がありますが、今回の忘年会に関する経費は福利厚生費になります。
福利厚生費とは従業員がいる会社のお茶菓子のお金、社会保険のお金、残業時の飲食代、忘年会のお金などに使われる、主に従業員の福利に値するお金の事をいいます。
しかし忘年会の場合は人数が多すぎたりして金額が高額になってしまうとこの福利厚生費で落とす事が出来なくなるので注意しましょう。
また忘年会は一次会だけでなく二次会や場合によっては三次会もありますが、福利厚生費で落とせるのは一次会だけになります。
更に忘年会でゲームなどをやる場合の景品のお金も福利厚生費で落とす事が可能です。
そして忘年会の経費が非課税かそうでないかにより会社側の負担がだいぶ違ってきますが、参加するメンバーによっては福利厚生費で落とせない場合もあります。
ちなみに忘年会が一次会で終わった場合のタクシー代もこの福利厚生費で落とせる場合もあります。

忘年会の経費を交際費で落とす場合

例えば忘年会に全社員ではなく一部の社員が取引先の人を招待して行った場合、これは先程の福利厚生費で落とせないのでこちらの交際費になります。
また忘年会のに次回以降はこちらの交際費に該当するか、各自自己負担になるようです。
自分で考えて福利厚生費だと思っていても実は交際費だったりするので、後で間違わない為にも念入りに調べましょう。

忘年会の仕組みは？

一般的な企業で行われる忘年会と個人で行う忘年会とはもちろんお金の出所が違いますし、企業で行う方が会社側の負担やどの経費で落とすのかなど色々考えるのは大変だとは思いますが、会社が従業員の労をねぎらい、来年の為の英気を高めるのはとっても重要な事です。
幹事さんや会計の方は大変だとは思いますが、ここが頑張りどころなので気合を入れていきましょう。

まとめ

如何でしたでしょうか？
経費は福利厚生費や交際費など実に色々な項目があります。
忘年会は大方福利厚生費で賄えるとは思いますがそうでない場合もあるのでしっかりと調べて準備を怠らないようにしましょう。

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