介護士の仕事はやりがいに出会える仕事です。必要とされる3つの資質とは?
介護士の仕事は働く場所によって異なりますが高齢者施設での介護士の仕事について紹介します。
一言で高齢者施設といっても有料老人ホームやデイサービスセンター、老人保健施設や特別養護老人ホームなど様々な形態があります。
資格としては、無資格でも働ける施設もありますが、介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)があれば大抵の施設で働くことが出来ます。
その先の介護職員実務者研修を取得し、実務経験が3年になると介護福祉士の受験資格を得ることが出来ます。
介護士の視点から見る、デイサービスでの働き方と特色
介護士として働くにあたって、様々な施設から自分の働き方に合った施設を探すのが大切です。
例えばデイサービスセンターですと介護度が低い方が多く、主に日中の入浴や昼食、レクリエーションを目的としています。
家から施設までの送迎も大抵の事業所は職員が行います。
利用する方は自立されている方がほとんどで介護度が低いので介護技術に自信がない方には向いているかもしれません。
しかし利用者の方を迎えにいき入浴介助、終わったら昼食、レクリエーションとやることは次から次へといった感じのためばたばたとしている印象です。
特別養護老人ホームでの働き方は?デイサービスとの違い
それとは対照的に特別養護老人ホームは高齢者の方がそこで生活されている施設です。
その為、朝の起床介助から始まり、排泄介助や入浴介助、必要な方は食事介助、服薬介助、口腔ケア、就寝介助まで日常生活の全てのお手伝いをするといった感じです。
介護度が高い方が多いため介護の知識や技術は必要不可欠です。
また移乗や移動の介助も多いため体力に自信がなければ出来ません。
さらに高齢者の方の急変などは日常茶飯事の為、落ち着いて迅速な対応が出来なければなりません。常に入居者の方の命を預かっているという危機感を持って仕事をします。
しかし、デイサービスと違って何人もの方をばたばたと介助するという場面は少なく、一人一人時間をかけて介助するといった感じです。
その為じっくりと入居者と向き合って介護技術を磨いていきたい方には向いていると思います。
介護士に必要な素質とは?ふれあいと感謝を喜びに・・・
どの形態の施設で働くにしても共通して言えることは、介護士の仕事は体力的にも精神的にも強く、忍耐力にも自信がある人にしか出来ない仕事であるということです。
高齢者の方からの暴言や暴力は当たり前にありますし、排泄物や嘔吐物にも常に向き合わなければいけない環境です。
それらに抵抗がなく忍耐力に自信さえあれば、高齢者の方から笑顔でありがとうと言ってもらえたり、昔の知恵を教えて頂けたりと微笑ましい場面も沢山あるのでやりがいのある仕事だといえます。
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