【胸糞】20代で特別養護老人ホームの職員として働いた私の体験談
私は短期大学を出て、介護福祉士の資格を取得しました。
資格を取得してからは特別養護老人ホームの職員として就職する事が決まりました。
初めての社会人と言うのもあり、私にも至らない点はたくさんありましたが特に生活リズムが慣れないため夜勤のハードさに苦戦していました。
夜勤のハードさと、昼夜交代の生活に追われ・・・
1人で、利用者を22人をみており、3時間おきにオムツ交換、その間に職員の食事を交代ずつ行い、夜間の記録を打ち込み、朝方になると利用者を起こし始めます。
休憩が1時半あるとは言えど、記録の打ち込み等をしていればせいぜい30分仮眠できればいい所です。
夜間の仕事になれず休憩後に起きれなくて怒られてしまった事もあります。
日中の仕事内容もオムツ交換、補水、食事介助、利用者を起こしたり、入浴介助を人手不足の中行うので時間に追われてバタバタしている日々でした。
職員同士の人間関係に悩んで・・・
私はそんな中、20代前半で若いのもあり同性の女性職員から嫌われていました。
施設では、職員同士で付き合っている人も多く、又初めての社会人で仕事も上手に出来ない事から私は噂話の標的にされている様でした。
一年程経つと、仕事にも慣れ始め、同性の職員も私に対する対応が優しくなりつつありました。
ある時、女性だけの飲み会をする事になり参加すると、課長からあなたは嫌われていたのはわかっていたよね。でもそれはあなたが悪いんじゃないのよね。男の人達があなたをちやほやするからいけないのよね。あなたのその性格は今では良いかも知れないけれど、このままじゃ上手くやっていけないよ。と言われました。私はそれがとてもショックで悲しい思いをしました。
そういう事もありながら後輩もできるようになり、中堅の立ち位置になり任される仕事も多くなってきました。
やはり男性の職員が私にとる態度が気に入らない女性職員もいて私に対する嫌がらせもありました。
利用者の方に元気をもらうも退職に至るまで
そんな状況に嫌気がさしていましたが、1番の救いは利用者との係わりで癒されたり、励まされたり元気をたくさんもらえたことです。
職員との関係が悪くてもやって来られたのは利用者のお陰です。
介護福祉士の立場としては、私がお世話をする立場でしたがお世話をする中でかけがえのないものを貰ったのは私の方でした。
利用者の事が本当に大好きでした。
しかし、職員と色んな事があり2年で施設を退職する事に決めました。
中堅からリーダーに昇格する話もでましたが、私の気持ちが追いつかず、辞めた方が私にとってはプラスになるのではないかと思いました。
たった二年間でしたが私の中では嫌な事も利用者と係わった事で学んだ事も色んな事があった二年間でした。
スポンサードリンク
こちらの記事も一緒に読まれています
関連記事
-
【薬の効果なし】突然の痙攣から乗り越えてきた壁の数々
約5年前の話ですが、今も通院して薬を飲んでいます。 5年前の5月下旬に食欲が落ちたり様々な症状があ
-
背中のかゆみはあせもだと思っていたらまさかの・・・
30代主婦です。私が25歳のとき、帯状疱疹にかかったときの体験談です。 当時は仕事を変わって忙しく
-
【やりがい】介護士の仕事について現役ワーカーが語ってみた。
私は高校卒業して祖父の死をきっかけに介護士の道へ進みました。 最初は資格を持っていなくても介護
-
「どこ見ているの?」外斜視で恥ずかしい思いをしてきましたが手術で治しました。
私は物心がついた時に気になっていることがありました。それは外斜視です。 他人が見てもわかる程の斜視
-
イビキをかかない寝方!右を下にして寝るとよい?睡眠時無呼吸症候群向け
イビキがうるさいから離婚!・・・などということがあるそうです。 「たかがイビキ」と笑いたくなります
-
心の準備なく始まった自宅介護生活は予想以上に大変なものでした。
毎日顔を合わせていると日々弱っている祖母に気付かないでいました。 食欲がなくなり、寝ている時間が増
-
【朗報】介護福祉士の働き方の実態は?意外に選択肢は多い?
私は18の時に介護福祉士を取得しました。 福祉系の高校に通っていたので、介護福祉士を目指して勉強を
-
【87歳】パーキンソン病と認知症を併発してから介護は大変になっていきました
私は祖父と同居しています。 祖父は現在87歳なのですが、15年ほど前からパーキンソン病を患っており
-
もしかしてガン?!アテロームで即日日帰り手術をした体験談
学生のときから膝にしこりがありました。 3センチほどの大きさで、丸く皮膚の中でごろごろしています。
-
【18歳】子宮頸癌で2度の円錐切除をした体験談と今だから言えること
最初に子宮頚ガンに気づいたのは、18歳のときでした。 年齢的に若いのと、いつからなっていたかもわか