一人暮らしの祖母が老健に入所するまでの出来事を振り返って
公開日:
:
最終更新日:2017/05/15
介護・医療
SPONSORED LINK
祖母は、祖父に先立たれて一人暮らしをしてました。
祖父に先立たれる前は家事も一人前にしてました。
祖父に先立たれてからは精神的に落ち込んだからか家事も日増しにしなくなりました。食事はスーパーで買って食べてました。
住み慣れた自宅を望む、祖母の一人暮らし
祖母には、息子が一人と娘が一人いました。
しかし息子は海外にいて娘は地方にいました。
一人暮らしの祖母を一人で住まわすのは心配ですので祖母に娘の所に来ても良いと言っても祖母は住み慣れた自宅で暮らしたいと言いました。
仕方なく祖母を一人暮らしさせる事になりました。
高齢の祖母を一人暮らしさせるのは不安でした。
祖母は次第に食事を買いに行くのも面倒臭くなりました。
地域の民政委員の方に相談してまずは市の宅配弁当を頼む事になりました。
一人暮らしにはさまざまな危険が・・・同居へ至るまで
祖母の一人暮らしも一年過ぎた時に買い物に行こうとしたらバックして来た車に手押し車があたり祖母は転倒してしまいました。
救急車で病院に運ばれました。
祖母の手押し車が車にあたっただけで祖母は車にあたってませんでした。ただ転んだだけです。
交通事故で病院に運ばれたもののケガ等はほとんどありませんでした。
SPONSORED LINK
しかし肌の色等から栄養状況が良くないと医師に言われました。
どうやら祖母は自分の好きなものばかりを食べて嫌いな物は食べなかったみたいです。
祖母は軽い肺炎を起こしてました。医師から栄養状況があまり良くないから祖母を一人で住ませてはならないと言われました。
海外にいる息子の嫁も日本に一時帰国して親族会議を開きました。
祖母は長年住み慣れた自宅から離れたくない気持ちを尊重して息子の嫁が祖母と同居する事にしました。
介護がだんだんと重くなる・・・施設入居まで
ある日祖母がじゅうたんで滑り大腿骨骨折しました。手術をして車イスの生活になりました。
自宅でお風呂に入るのも介護が必要ですので在宅ヘルパーに週に三回来て頂きました。
しばらくして祖母はベッドで過ごす時間が長くなりました。
ベッドから車イスに移乗するのもトイレも全介助になりました。
祖母の介護の状況が重くなる一方で息子の嫁の体力が持たない状況になりました。
施設入居を申し込んでも空きがなく待機してました。
息子の嫁は、祖母の掛かり付けの医師に待機待ちをしてる悩み等を伝えました。
親身になって下さる医師がいるから祖母も身内も心強かったです。
施設の待機待ちを数年しましたが掛かり付け医の紹介で老健に入居する事ができました。
老健は、医師が常駐してますので祖母の体調管理も しっかりして下さり良かったと思います。
スポンサードリンク
こちらの記事も一緒に読まれています
関連記事
-
-
「楽しかったよ」デイサービスに行きたがらなかった祖母の変化に思うこと
今、70代後半の祖母の介護をしています。 5年程前までは元気に生活を送っていたのですが、夫(祖
-
-
【余命一ヶ月】肝硬変からの肝臓がん!夫の在宅介護をした私が感じたこと
私は肝硬変から肝臓ガンになり、そのガンが肝臓を破り、もう病院では何も出来ないと言われた夫の在宅介護を
-
-
【不思議の国のアリス症候群】小学生のころから悩まされているある症状について
30代女性です。小学校の頃から片頭痛に悩まされています。 父親も片頭痛もちですので、遺伝かと思われ
-
-
背中のかゆみはあせもだと思っていたらまさかの・・・
30代主婦です。私が25歳のとき、帯状疱疹にかかったときの体験談です。 当時は仕事を変わって忙しく
-
-
2歳の子供の痙攣と下痢にあたふた。原因はロタウィルスの重症化でした!
先日、うちの2歳の子供がロタウイルスに感染し、重症化して入院しました。 ロタウイルスとは、小さいお
-
-
襲ってくる激しい悪寒と痛み!急性腎盂腎炎で入院した体験談
私は急性腎盂腎炎という病気になった時、初めて入院をしました。 急性腎盂腎炎とは、腎盂や腎臓そのもの
-
-
【朗報】介護福祉士資格は持ってるだけでこんなに仕事に有利!
資格は持ってるだけでは意味がないということはよく聞きますが、福祉系資格はそれにあてはまらなくて、持っ
-
-
【人材集まれ~!】介護福祉士の仕事内容と資格取得までの道のり!
私は介護福祉士として働いています。 超高齢化となりつつある日本では、高齢者が増えていくと共に介護の
-
-
「本当にしんどいのは・・・」福祉の現場で働いている者の本音
わたしは今、知的障害者施設で働いている。 ここでは福祉の現場に携わってきてどう思っているか、書いて
-
-
「どこ見ているの?」外斜視で恥ずかしい思いをしてきましたが手術で治しました。
私は物心がついた時に気になっていることがありました。それは外斜視です。 他人が見てもわかる程の斜視