涙が止まらない!学生時代にメニエール病と診断された私の体験談
私は、学生時代にメニエール病を発症しました。
それは、なんとなく耳が閉塞しているような感じから始まりました。
飛行機やエレベーターに乗った時のような感じです。
これまでにもたまになることが有ったので、特に気にかけてはいませんでした。
しかし、2~3日経っても治らず…「中耳炎とかじゃないといいな~」という軽い気持ちで耳鼻科を受診しました。
声が二重に聞こえる!レントゲンでは異常が見つからず・・・
耳のレントゲンまで撮りましたが、結果的に大きな異常は見つかりませんでした。
「な~んだ、私の気にしすぎかな?」なんて肩の荷がおりたのも束の間…その日から私の症状はどんどん悪化していったのです。
いつのまにか、周りの音が水中に居るようにモヤモヤと聞こえるようになっていました。
そして、小さく聞こえにくい…。これは絶対におかしい!と思ったのは、自分の声が二重に響き始めた時でした。
こだましているような感じというか…。こんなことは生まれて初めてでしたし、とても怖かったです!
すぐにもう一度受診しにいきました。
再診でわかった結果は、まさかのメニエール病
今度は院長先生が受診して下さりました。
結果を「メニエール病です」と診断されました。
付き添いの母親を診察室に呼んでくるように、とのこと…。
聞いたことの無い片仮名の病名、付き添いへの説明が必要…気がついたら、怖くて涙が溢れていました。
先生の詳細な説明はパニックであまり覚えていませんが、とにかく安静にすること、再発すること、若いから治りやすいということ…それだけは頭に残りました。
闘病の中で知った健康のありがたさ・・・
そして、私は即入院となりました。
入院は一週間でした。点滴や服薬、各種検査、そしてひたすら安静の毎日でした。
いつの間にか大きな耳鳴りを感じるようになっていました。
耳を塞いでも耳鳴りはしますから、ずっと続くのかと思うと、泣けて泣けて…。聴力検査の結果、私の耳は中等度の難聴でした。会話がつらかったです。
退院してからは、利尿剤を中心に投薬治療をし、点滴にも通いました。
頭を動かすとめまいがしやすいということもあり、医師の指示で学校は1ヶ月休まなければなりませんでした。
それだけ時間をかけたおかげか、私の体調は次第に良くなっていきました。
一番私を苦しめた、パー!だかポー!だかの大きい耳鳴りも、徐々に小さくなっていき、私の気持ちも穏やかさを取り戻していきました。
しかし!ある日突然、悪夢は訪れました。朝起きると、大きな耳鳴りがして耳が聞こえにくくなっているではありませんか!
絶望的な気分になり、私は泣きました。
この、難聴の再発により、私はステロイド薬を処方されました。
すると、嘘のように耳鳴りが消え…。本当に本当に嬉しかったです。
たまたま私には合っていたのだと思います。
完全に耳の不快感が無くなるまでには二ヶ月以上かかりました。いかに健康がありがたいか…身に染みました。
スポンサードリンク
こちらの記事も一緒に読まれています
関連記事
-
ばね指の治療は医師次第?!効果抜群だった方法とは?
出産後、事情があり、搾乳して子供の入院している病院へ面会・通院を半年していました。毎日、胸が張ってき
-
【18歳】子宮頸癌で2度の円錐切除をした体験談と今だから言えること
最初に子宮頚ガンに気づいたのは、18歳のときでした。 年齢的に若いのと、いつからなっていたかもわか
-
【迷い】子宮内膜症の治療は副作用がつらい?薬の効果はある?
生理痛が酷くて、一度なるとおちおち普通の生活も満足に営めなくなり、これはおかしいと病院にかかったとこ
-
苦痛しかないPMSの症状!治療でピルを飲み続けた結果・・・
私が、20代前半のころに経験した、「月経前症候群(PMS)」という病気の体験談です。 当時私は、フ
-
【絶対安静】突然襲われた胸の痛み!縦隔気腫で入院した体験談
突然、喉元から胸にかけて痛みがでました。 夕方から痛みが出始め、次の日の朝になっても痛みが取れませ
-
「私は赤ちゃんじゃない」認知症の義母と一緒に暮らす苦労
私は88歳で認知症の義母と5年一緒に暮らしています。 他の家族は夫と私だけです。夫は離婚してから1
-
【薬の効果なし】突然の痙攣から乗り越えてきた壁の数々
約5年前の話ですが、今も通院して薬を飲んでいます。 5年前の5月下旬に食欲が落ちたり様々な症状があ
-
【出会いと別れ】私がなぜ認知症介護の仕事を続けているのか?
介護職に着いて6年経ちます。 資格取得は学校の制度もあり卒業と同時に取得しました。 登録料がかか
-
【娘に助けられた命】出産後の目の違和感の原因を検査してみたらまさかの・・・・
妊娠36週6日の夜、陣痛が来てしまい、慌てて準備をして産院に夫の運転する車で向かいました。 もとも
-
【身内全員で看取る】自宅で最期を迎えた認知症の祖父の介護の体験談
認知症の祖父がいました。 夜中にいきなり起きて徘徊、昼間も1人にすると何処かへ行ってしまいます。