【腰痛・脚のしびれ】ヘルニアを手術しないで治した私の治療体験談
公開日:
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最終更新日:2017/03/22
介護・医療
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2016年夏頃、腰の痛みと右の太腿の裏からふくらはぎ辺りまでの痺れが出て、かかりつけの整形外科に受診しました。
受診に至るまでの経緯ですが、自覚症状が出始めた当初は激しい運動をしなければ特に違和感は無かったのですが、日を追うごとに症状が悪化し、座っていても立っていても腰に痛みが出て、ついには足に痺れが出るまでになってしまいました。
突然悪化した腰痛と足の痺れ。原因は椎間板ヘルニア
8月下旬のある日、朝、布団から起き上がろうとしたら激痛が走り、足への痺れも酷くなっており、1~2時間程かけて体を温めつつようやく起き上がりそのまま病院へ行くことにしました。
病院での問診票に腰の痛みが強いと記載したため診察前にレントゲンを撮りましたが、レントゲン画像上では異常なしとの診断でした。
その後、診察台で痛みが出るところを探ってもらい、椎間板ヘルニアの可能性があるとのことでMRIを撮ることになりました。
かかりつけの整形外科にはMRIの設備がなかったため、提携先の医療機関にMRIを撮りに行きました。
後日出直しになるのかと思っていたら、かかりつけの病院前まで送迎車で迎えに来てくれるとのことで、送迎車を待つ間にリハビリを受けることになりました。
初のリハビリでは、運動療法と牽引治療を行いました。
初回で痛みも強かったので、運動療法は軽くマッサージをする程度で終わりました。
リハビリが終わると送迎車が到着していて、かかりつけ医から提携先の往復をしていただきました。
MRIは待ち時間含め1時間弱で終わり、結果は2日後以降にかかりつけ医から聞くように指示され、その日はいったん帰宅しました。
2日後、かかりつけ医に受診し、そこで椎間板ヘルニアと正式に診断がされました。
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手術をせずに、運動療法を選択。そのトレーニングの内容とは?
手術はせず、保存療法で様子を見ることになりました。
同時に、コルセットを作るため装具技師さんに予約を取り、その日の診察は終わりました。
運動療法も本格的に始めていく方針になり、腰回りの筋力アップとウエイトダウンを目標に取り組むことになりました。
9月の上旬にコルセットの型取りをし、その翌週にコルセットが完成し、そこからしばらくはコルセットを巻いての生活が始まりました。
コルセットがあると痛みも軽減してよいのですが、通気性が悪く蒸れてしまうので、残暑厳しい中でしたが肌着を一枚噛ませなくてはならず非常に暑かったです。
運動療法もマッサージ中心から筋力トレーニングへと徐々に移行し、ハードなメニューも増えていきました。
普段自宅でできるトレーニングもいくつか教えていただき、暇さえあれば行っていました。
個人的には週に1~2回地元にある健康増進センターに通い、温水プールやジムで痛みのない範囲でトレーニングをしていました。
格安で利用できたので経済的にも助かりました。
途中で運動療法から理学療法に変わりましたが、内容はさほど変わらず、強いて言えばさらにキツいトレーニングになりました。
そういったリハビリやトレーニングの甲斐あってか、12月頃にはコルセットをしなくても問題ないレベルに回復し、日常生活も問題なく送れるぐらいになりました。
椎間板ヘルニアは完治という診断を下すのが非常に難しいようで、一時は治ってもちょっとしたことで再発することがあるそうなので、今後もうまく自分の体と付き合っていく必要はありますが、非常に短い期間で手術をせずに治すことができましたので、現在椎間板ヘルニアに悩まされている方の参考になればと思い、この体験談を書かせていただきました。
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